【8月9日世界先住民族デー】マレーシアの先住民族を知ろう

【8月9日世界先住民族デー】マレーシアの先住民族を知ろう

2025/08/09(土)
毎年8月9日は「世界先住民族デー(International Day of the World’s Indigenous Peoples)」。
国連が定めたこの日は、世界中の先住民族の文化や権利を守り、理解を深めるための日です。

MM2Hでマレーシアに移住すると、多民族(マレー系・中華系・インド系)は感じても、あまり先住民族のことは感じませんよね。

でも実は、マレーシアにも、長い歴史と独自の文化を持つ先住民族がたくさん暮らしています。

【8月9日世界先住民族デー】マレーシアの先住民族を知ろう


マレーシアの先住民族の3つの分類

地域で大きく分けると以下の3つになります。

・オランアスリ(Orang Asli)
マレー半島の先住民族。人口は約9万人ほど。

・サバ州の先住民族
カダザンドゥスン族、バジャウ族、ムルット族など30以上。

・サラワク州の先住民族
イバン族、ビダユ族、ペナン族など23。

それぞれ文化や言語、住む環境が全く違います。



マレー半島の先住民族「オランアスリ」

「オランアスリ」はマレー語で「元々の人々」という意味。
森や川沿いで生活する狩猟・採集文化を持っていましたが、近年は定住化が進んでいます。

オランアスリは慣習的に、3つのグループに分かれます。

・セノイ族:中部の山岳地帯、焼畑や農耕を中心に生活。吹き矢を使うことで有名。

・プロトマレー族:海沿いや低地に多く、漁業も営む

・セマン族:狩猟民族で、ケダ州、パハン州、ペラ州などに住んでいる。セマン族の中にも7つの部族がある。

クアラルンプール発のオランアスリの村を訪ねるエコツアーや、竹細工や吹き矢体験などの文化体験もあります。

オランアスリの村を訪問するときは、必ず現地の案内人や認可ツアーを利用して、生活を邪魔しないようにしましょう。



サバ州の先住民族

30を超える先住民族が暮らしています。

・カダザンドゥスン族:サバ州の人口の3割を占める民族。稲作文化を持ち、5月の「カアマタン祭り」で有名。

・バジャウ族:別名“海の遊牧民”。フィリピンやインドネシアにも多く住んでいます。

・ムルット族:森の民と呼ばれ、吹き矢や狩猟文化を継承。



サラワク州の先住民族

23の先住民族が暮らしています。収穫祭である「ガワイ祭」が盛り上がります。

・イバン族:昔は首狩り族として知られた戦士の民族。現在はロングハウス(長屋)に住む人も。

・ビダユ族:農業と工芸が盛んで、竹や籐を使った手仕事が有名。



先住民族とマレーシア

かつては森や海とともに暮らしてきた先住民族ですが、今では都市部に移住し、学校や会社で働く人も増えています。
一方で、伝統の衣装・踊り・音楽は祭りや観光イベントで守られています。
クアラルンプールなどの大都市でも先住民族の手工芸品などが売られており、お土産にも大人気です。



まとめ

MM2Hでのマレーシア移住者にとって、先住民族の文化を知ることはマレーシア理解につながります。

エコツーリズムや伝統工芸品の購入は、先住民族の経済支援にもなりますので、せっかくマレーシアに住んでいるのなら積極的に体験したいですね。