【MM2H生活】9月30日からガソリン代が変わります！

2025/09/28（日）

最近話題になっているのが、9月30日からはじまるRON95ガソリンの価格変更です。

MM2Hでマレーシアに移住すると、日常で車を使うことが多くなります。

ガソリン代が変更、いったいどうなるのか気になりますよね。

結論から言うと、ガソリン代は値上げします。残念...。

RON95ってなに？

「RON95」とは、マレーシアで最も一般的に使われているガソリンの種類のこと。

日本語では「オクタン価95」という燃料になります。

いわゆる「レギュラーガソリン」に近い存在です。

これまでは、政府の補助が入っていたため、価格は 1リットルあたりRM2.05 で長い間固定されていました。

9月30日からどう変わるの？

・マレーシア国民（補助対象者）

新しい制度「BUDI95」により、価格は RM1.99／リットル に値下げ。

ただし、この価格で買えるのは月に最大300リットルまでです。

対象はマレーシア国民（MyKad保有者）で、有効な運転免許を持つ個人のみ。

・外国人・法人

残念ながら補助は一切なし。

9月30日からは RM2.60／リットル での購入になります。

つまり、MM2Hでマレーシアに住んでいるわたしたち日本人は補助対象外ですので、ガソリン代は値上げになります。

どのくらい家計に影響する？

この変更で、どのくらい家計に影響するのか試算してみました。

・コンパクトカーで月500km走行（燃費15km/L） → 約33L使用。

　→ 1か月あたり RM18（約630円）の負担増。

・大きめのSUVで月1000km走行（燃費10km/L） → 約100L使用。

　→ 1か月あたり RM55（約1925円）の負担増。

そこまで大きな出費にはなりませんが、車は毎日使うもの。

通勤や送迎がで車の使用が多い方は、ガソリン代が確実に増えることを頭に入れておきましょう。

手続きは必要？

今回の変更に合わせて、ガソリンスタンドでは MyKad（マレーシア国民IDカード）のスキャン が導入されます。

ガソリンスタンドで、

・マレーシア国民 → MyKadをかざして補助価格が適用される

・外国人 → MyKadを持っていないので、自動的に通常価格（RM2.60）が適用される

すべて基本的にはシステムが判別してくれるので、私たち外国人は特に手続きは不要です。

一部でプレ運用が始まっていますが大きな混乱はないようです。

まとめ

9月30日からRON95の価格制度が変更されます。

新しい価格は、マレーシア国民はRM1.99／L（月300Lまで）、わたしたち外国人はRM2.60／L　です。

MM2Hでマレーシアに移住された方にとってはちょっとした出費増ですが、日本と比べたらまだまだ随分と安いガソリン価格。

これからもマレーシアでの車生活を楽しんでいきましょう！