最近、InstagramやFacebookなどのSNS上で、「マレーシア日本人会」という名称を使い、あたかもマレーシアに存在する日本人会を装った広告が確認されています。
しかし、マレーシア国内に「マレーシア日本人会」という組織は存在しません。
これは正式な団体をかたる偽広告であり、クリックすると投資や資産運用の勧誘へと誘導されるケースもあるようです。
「マレーシア日本人会」という名称の団体は存在しません
マレーシアには、地域ごとに「クアラルンプール日本人会」「ペナン日本人会」「ジョホール日本人会」などがあり、それぞれ独立した組織として運営されています。
しかし、「マレーシア日本人会」という全国組織のような団体は存在しません。
SNS上で「マレーシア日本人会公式」「在マレーシア日本人向けサポート」などと謳う広告を見かけても、信頼できる情報源ではない可能性が高いため、十分な注意が必要です。
Facebook広告は日本人会とは無関係
クアラルンプール日本人会の公式発表によると、
「Facebook上に広告は掲載しておらず、現在出回っている広告は日本人会とは一切関係がない」とのことです。
見た目が公式っぽく作られていても、リンクをクリックしたり、個人情報を入力したりしないようにしてください。
正式な情報源はこちら
クアラルンプール日本人会では、公式ホームページを通じて情報発信を行っています。最新の注意喚起も以下から確認できます。
👉 クアラルンプール日本人会ホームページ(注意喚起)はこちら
また、何か不審な情報を見かけた場合は、在マレーシア日本国大使館にも相談できます。
在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600(代表)
まとめ
MM2Hで移住された方や、これから移住を検討している方は、SNSでの情報収集をする機会が多いと思います。
しかし、マレーシア関連の情報は誰でも発信できるため、公式サイトや信頼できる団体の発信を確認してから行動することが大切です。
安心・安全なマレーシア生活を守るためにも、「マレーシア日本人会」を名乗るSNS広告には、くれぐれもご注意ください。