MM2Hビザでマレーシアに長期滞在している日本人家庭の間で、よく話題に上がるのが「Permission to Study」、いわゆる「就学許可」です。
MM2Hのお子さんが現地の学校やインターナショナルスクールに通う場合、本来はこの許可を取る必要があります。
でも実際のところ、「みんな取ってないし、問題ないって聞いた」「学校も何も言わなかった」という声もよく聞きますよね。
でも、実はこのPermission to Study、“取らなくても良い”とは言い切れないんです。
Permission to Studyとは?
Permission to Studyとは、マレーシア政府(移民局)が発行する就学のための特別許可。
外国人がマレーシアの学校に通うときに、「この子は合法的に勉強していいですよ」と認めるものです。
通常、留学生は「Student Pass(学生ビザ)」を取得して滞在しますが、MM2Hや就労ビザの家族ビザ(Dependent Pass)など、すでに別のビザで滞在している人の場合は、学生ビザを取る代わりに、このPermission to Studyを追加で申請します。
「取っていなくても大丈夫」は本当?
実際のところ、MM2H保持者のお子さんで、Permission to Studyを取っていない方は多いです。
「取らなくても問題がない」という話もよく耳にします。
でも、これは周りでたまたま何も起こらなかっただけかもしれません。
実際はトラブルも起こっています。
取っていなかったことで起きたトラブル例
過去には、Permission to Studyを持っていなかったために、空港や入国審査でトラブルになったケースも報告されています。
たとえば――
・学校の修学旅行やクラブ活動で海外遠征に行った際、空港の出入国審査で止められた。
・18歳を迎えたとき、MM2Hの家族ビザから学生ビザ(Student Pass)に切り替える際にPermission to Studyを取っていなかったため、ビザ切り替えがスムーズに進まなかった。
・大学進学の際Student Passを申請する時に、「過去の就学証明にPermission to Studyがない」と指摘され、手続きが大変だった。
こうしたトラブルは頻繁に起きるわけではありませんが、実際に自分の身に起こった場合、面倒なことになりかねません。
移民局のルールとしては「義務」
マレーシアの移民局(Immigration Department)は明確に、
‘MM2Hビザ保持者の子どもが現地の学校に通う場合はPermission to Studyを取得すること’と定めています。
つまり、これは任意ではなく義務です。
実際、学校側が移民局の方針を十分理解していなかったり、申請代行を面倒に感じて案内していないだけのケースもあります。
けれど、ルール上は「持っていなければ違反」の扱いになるため、何かあったときは自己責任となってしまいます。
まとめ
Permission to Studyは、MM2Hビザを持つ子どもがマレーシアの学校に通うために必ず必要な就学許可です。
取っていなくても問題になることは少ないかもしれませんが、いざという時に「取っていなかったために面倒なことになる」リスクがあります。
移民局のルールに従うという意味でも、やはり申請しておくのがベストだと思います。
取っていないという方、どうしようかと考えている方、お気軽にご相談くださいね。