MM2Hでマレーシアに移住したみなさんは、「マレー系の料理は、中華系やインド系に比べたら、野菜が少ない」と思っていませんか?
実は、マレー料理は野菜の宝庫。
中でも代表は「ケラブ(Kerabu)」「ウラム(Ulam)」。
ケラブは、「ナシケラブ」が有名なので、名前を知っている方が多いと思います。
一方で、ウラム(Ulam)はローカル食堂に行かないと見かけないこともあり、意外と知られていない気がします。
今回は、健康志向の人にもぴったりなマレーのサラダ文化「ウラム」と「ケラブ」を紹介します。
ウラム(Ulam)って何?
ウラムとは、生のハーブや野菜をそのまま食べる、マレーの伝統的なサラダ。
料理というより、“生ハーブ盛り合わせ”です。
素材そのものの香りや苦味を楽しむためにあります。
ローカルのナシチャンプル(Nasi Campur)屋さんに行くと、きゅうり、ウラムラジャ、ペガガ、バジルなどが、そのまま山盛りで置いてあります。これがウラム。
日本の感覚だと「え、これ生で食べるの?」と思ってしまう葉っぱも多いですが、マレーシアでは昔から愛されてきたものばかりなんだそう。
食べ方はシンプルで、サンバル(辛いチリソース)を少しつけてそのまま口へパクッ。
これだけです。
日本人にはなじみのない野菜が多いので、最初はクセを感じるかもしれません。
でも、辛いマレー料理や揚げ物と一緒に食べると、口の中がリセットされてとても合うんです。
ローカルの屋台で食べている人たちを観察すると、左手で生野菜を持って食事している姿を見ることができますよ。
ウラムは ビタミン・食物繊維・抗酸化成分が豊富で、ローカルの人たちからは「身体にいい食べ物」として親しまれています。
ケラブ(Kerabu)って?
一方のケラブは、ウラムと違って、しっかり味付けして和えるサラダです。
材料は野菜、ハーブ、ココナッツ、干し魚、レモングラス、青マンゴーなど、店や家庭によって組み合わせはいろいろです。
味付けは、「酸っぱい × 辛い × 甘い」の絶妙なバランス。
個人的には、タイ料理のサラダに近い気がします。
中でも有名なのが ナシケラブ(Nasi Kerabu)。
バタフライピーで色づけた青いご飯に、ケラブ、フライドチキン、サンバル、ハーブを色とりどりに盛り付けた、見た目も素敵な人気料理。
MM2Hの方でも、これでケラブという名を知っている人が多いのではないでしょうか?
ケラブはウラムに比べて味がしっかりついているので、好きな人が多いようです。
ウラムとケラブの違いは?
ウラム=素材そのまま
ケラブ=味付けサラダ
同じ「サラダ系マレー料理」でも、食べたときの印象はまったく違いますね。
ぜひ両方を試してみてください。
まとめ
マレーシアは暑い国なので、昔から生野菜やハーブを多く取り入れてきました。
ウラムなんて見たことないよ、と言う方はぜひ、マレー系の屋台に行って、メニューをのぞいてみてくださいね。
どこかに切った野菜やハーブがどーんとおいてありますよ。
次回は、ウラムによく使われる野菜をご紹介します。