クアラルンプール(KL)近郊で、日本人移住者が多く暮らすエリアといえばモントキアラなどが有名ですが、昔から欧米の駐在員や現地の高所得層に人気がある街があります。
それが、KL中心部から車で10〜15分ほどにある「バンサー(Bangsar)」です。
バンサーの最大の魅力は、最先端のカフェやバー、そしておしゃれなお店が並ぶ洗練された部分と、昔ながらの活気あふれるローカルの暮らしが、心地よく調和している点にあります。
さらに、日系の医療の手厚さや交通の利便性など、長期滞在者にとって見逃せない「暮らしの安心感」も兼ね備えています。
今回は、一度住むと離れられなくなると言われるバンサーのリアルな住みやすさと、事前に知っておきたい物件・教育事情をご紹介します。
バンサーの魅力
1.ローカルがぎゅっと詰まっているバンサー朝市
まずご紹介したいのが「バンサー朝市(Bangsar Wet Market)」。
ローカルスーパーTMCの裏で月曜日以外は毎日やっています。
地元の人でにぎわうこの市場では、新鮮な野菜や果物、お肉(豚肉もあります!)やお魚がリーズナブルな価格で手に入ります。
日本ではなかなか見かけない南国フルーツもいっぱい!
屋台やローカル食堂も並んでいて、マレーシアのローカル料理は全部食べられるくらいのバリエーションの多さが自慢です。
英語やマレー語で買い物する楽しさも、ローカル市場ならでは。
市場の人たちはとてもフレンドリーで、マレーシア流の生活知恵を教えてもらえることも。
日曜日には、モスク近くで夕方からのサンデーマーケットもあります。
2.都会で洗練された雰囲気
一方、ローカルな雰囲気だけじゃなく、都会もバンサーの魅力。
特に「バンサービレッジ(Bangsar Village)」というショッピングモールは、遠方からも人がやってくるモールです。
スーパー(Village Grocer)をはじめ、薬局、ベビー用品、そしてセンスのいいカフェやレストランまでそろっていて、日常生活に必要なものはここでほぼ完結。
特に、マレーシアではなかなか見かけないセンスがいい雑貨屋さんが多く、プレゼントやお土産を買いに来る人も多いんです。
おしゃれなカフェも多く、バンザービレッジⅠには、聴覚にハンデがある人が働く’’世界一静かなスターバックス1号店’’があることでも有名です。
また夜はバンサーは「大人が楽しめる街」としても有名。
西洋人に人気がある街なので、雰囲気の良いバーは夜遅くまで盛り上がっています。
治安も比較的良いので、夜でも安心して出かけられます。
3.車を持たなくても不自由しない利便性
バンサーの南にはLRTの「バンサー駅(Bangsar)」、北にはMRTの「プサット・バンダール・ダマンサラ駅(Pusat Bandar Damansara)」があります。
両方の駅をつなぐバスも走っています。
また、人気の大型モール「ミッドバレーメガモール」までは、バスで5分程度。
Grab(配車アプリ)でもアクセスしやすいので、車を持っていなくても暮らせます。
4.もしもの時も安心な医療事情
バンサーには、日本人通訳常駐の総合病院、パンタイホスピタルがあります。
救急もあるので、何かあったときには安心です。
日常の発熱などちょっとした病気や健康診断は、マレーシアで唯一の日本人医師のいるマハメルクリニックがおすすめです。
バンサーのいまいちな点
1.家賃が高め
バンサーエリアは全体的に家賃は高めの傾向があります。
MRTプサットバンダールダマンサラ駅直結の大型ショッピングモールがオープンしたこともあり、築年数が経っているコンドミニアムでも家賃が下がりにくい傾向があります。
ただし、古いコンドミニアムは部屋のつくりが大きく、ゆったり過ごせるのであえて選ぶ、という方た多いのも事実です。
2.インターナショナルスクールのバスルートは要確認
インターナショナルスクールによっては、バンサーにはバスが通らないこともあります。
教育移住の方は、学校を決めたら必ずスクールバスが走っているかを確認しましょう。
また、インターナショナルスクールのスクールバスは、人数が少ないと急に廃線になることもあるので、要注意です。
まとめ
バンサーは、ローカル感、便利さ、おしゃれもぜんぶ欲しい!という方にぴったりなエリアです。
長年バンサーで暮らしているという外国人も多いことが、その住みやすさを物語っています。
「自分の予算に合うコンドミニアムはある?」「子どもの学校へのアクセスが心配」など、エリア選びや物件探しに迷われたら、ぜひお気軽にご相談ください。