前回の記事で、ウラム(Ulam)は「生で食べるマレーのハーブサラダ」だとご紹介しました。
ウラムとは、ナシチャンプルのお店見かける、葉っぱの山もりのことでしたよね。
今回は、MM2Hでマレーシアに暮らす皆さん向けに、ウラムでよく使われる代表的なハーブや野菜を紹介します。
1. ペガガ(Pegaga)
まず紹介したいのは、ウラムの代表格とも言えるペガガ(Pegaga)。
日本語ではツボクサにあたります。
アーユルヴェーダにもゴツコラという名前でよく登場する、とても古い歴史を持ったハーブです。
ペガガは少し苦味があり、香りも強め。
日本の三つ葉に似ています。
初めて食べると癖があるな、と思うかもしれませんが、サンバルをつけて食べると食べやすくなります。
ローカルの人は「頭がスッキリする」「体によい」とよく言います。
抗酸化作用、デトックス、ビタミン類が豊富で、美容・健康志向の人にはぴったり。
2. 四角豆(Winged Bean)
次は形がユニークな四角豆(Winged Bean / Kacang Botol)。
断面が四角く、ヒラヒラした羽のような形の豆で、生で食べるとシャキシャキの食感が魅力です。
クセが少なく食べやすいので、ハーブが苦手な人に特におすすめです。
味が淡泊なので、サンバルの辛さとの相性も良いんですよ。
タンパク質やミネラルも豊富で、健康にも良いですね。
最近は、日本でも見かけるようになってきた野菜の一つです。
3. Daun Selom(セルムの葉)
Daun Selom は、マレー地方では古くから食べられてきた伝統ハーブです。
セロリと三つ葉の中間のような強い香りを感じます。
ウラムにするときは、生のまま。
ただしクセが強いので、初めての方は少量からトライする方が安心。
ローカルの人いわく、「胃に優しい」「体が軽くなる」んだそう。
4. Ulam Raja(ウラム・ラジャ)
Ulam Raja は「王様のウラム」という意味の強そうな名前ですが、味は意外と爽やか。
香りはパクチーやバジルに少し似ていますが、それよりもスッとしたグリーンな香りです。
ウラムの中ではクセがあるタイプですが、ハマる人はハマる味。
ローカルのマーケットでもよく売られている人気の葉っぱです。
生で食べると少し苦いのですが、サンバルをつけると味がまろやかになり、脂っこい料理の後ぴったりですね。
5. きゅうり(Timun)
意外かもしれませんが、きゅうり(Timun) もウラムの仲間。
ローカル食堂のウラムコーナーにはほぼ100%置いてあります。
(ナシレマもきゅうりが必ず付いてきますしね)
日本人にもなじみがあり、最も食べやすい食材のひとつ。
辛い料理を食べたあとに口を鎮める役割としても人気です。
6. プタイ(Petai)
そしてウラム食材の中でもかなりの個性派が プタイ(Petai)。
日本語では“臭豆”とも呼ばれるほど香りが強く、好き嫌いが真っ二つに分かれます。
とはいえ、栄養価は非常に高く、マレーシアでは“糖尿病に効く”と言われています。
このプタイ、ウラムとして生で食べるんですよ!!!
初めての方には少しハードルが高いかもしれませんが、こりこりの食感は、一度ハマると忘れられない人も。
お腹が緩くなることがあるので、少量にしておくほうが良いです。
まとめ
ウラムはシンプルですが、実はとても奥が深く、健康にも良いローカルフードです。
MM2Hでマレーシアに住むなら、ぜひローカル食堂でこれらのウラムに挑戦してみてください。
山盛りに置かれた緑の葉っぱは、一度食べたらきっと癖になると思います。
また、マレーシアのハーブに興味がある方は、ぜひ国内最高峰の農学部を誇るUPM(マレーシアプトラ大学)のハーブツアーに参加してみてくださいね。